こんにちは、astah*開発チームのりりぃです。
皆さんは作成されたクラス図等をドキュメントに貼って、拡大したらぼやけてしまった経験はありませんか?
画像ファイルは主にラスタ画像とベクタ画像に分けられます。ラスタ画像はドットを集めて絵を表現したもので、ベクタ画像は座標の計算によって線や面を表現したものです。繊細な色合いを大切にしたい「写真」はラスタ画像が向いていますが、直線や曲線を中心として構成される「モデル図」は、ベクタ画像が向いています。
astah*は図の画像出力と、他のアプリケーションに直接ペーストするための、図要素をクリップボードにコピーする機能を提供しています。
ベクタ形式で画像出力するには
ベクタ形式で図を画像出力する場合はSVGかEMF(Mac版未対応)を選択しましょう。
ラスタ形式では PNG, JPEG に対応しています。
出力した画像が大きすぎる場合は、システムプロパティにて解像度の指定が可能です(EMFを除く)。
ベクタ形式でクリップボードにコピーするには
astah* 8.0から、新たにOffice系アプリ向けのOfficeOpenXML形式(OOXML形式)にも対応しました。
ベクタ形式でクリップボードにコピーするにはEMF, OOXMLを選択しましょう(Mac版未対応)。
ラスタ形式では BMP, PNG に対応しています。
コピーした画像が大きすぎる場合は、システムプロパティにて倍率の設定が可能です(EMFを除く)。
このテクニックでさらに良いastah*ライフを。
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