銀行のATMでお金を引き出す処理の流れを表した、このアクティビティ図を、様々なコツを使って、素早くそして綺麗に描くコツを紹介する3分動画です。(ツールは、UMLモデリングツールastah*を使っています)
astah*では、各図で一番多く描画される図要素を、図上のダブルクリックで生成できます。(アクティビティ図ではアクション、クラス図ではクラス、ユースケース図ではアクター..etc) ツールバーと図上を往復する回数が減り、より素早く図を描くことができます。
コツ2 – コントロールフローは、ドローサジェストで作成する
図要素をマウスオーバーすると、小さな矢印(ドローサジェスト)が現れます。
この矢印をクリックして、対象の図要素を選択するだけで、コントロールフローを作成できます。
ガード条件は、英字のみであれば、コントロールフローを選択した状態で、直接入力できます。(英字以外は、プロパティビューの[ガード]欄から入力してください)
コツ4 – 後から図要素を挿入する場合は「図要素をまとめて移動」
モデルを描いていると、後で図要素を追加挿入したり、移動することなどがよくあります。
この時に「図要素をまとめて移動」を使えば、ドラッグのみで、図要素をまとめて移動することができ、挿入したい場所にスペースを追加する事ができます。
- (1)
- (2)
- (3)
コツ5 – Excel等からコピー&ペーストでアクションを一括生成
Excelやテキストエディタ等に、アクションのリストが既に存在する場合は、リストからのコピー&ペーストで、複数のアクションを一度に作成できます。
例で使用したアクティビティ図は、Friends of astah*メンバーでもある河合昭男様の著書「ゼロからわかるUML超入門 – はじめてのモデリング」P.131に掲載されています。1冊で、UMLに必要な知識が身につくこの入門本も、是非ご覧ください。