成果物へのナビゲーション ~図へのインデックスを作成する~

こんにちは。astah*プロダクトオーナーの山本です。
にわかに春めいてきましたね。astah*の開発拠点がある福井では今冬は大雪に見舞われ、人力では為す術もなく、道が道でなくなり数日外出できない状況が続きました。
数週間経った現在では、その名残が垣間見える程度にまで雪が解け、また逆の意味で自然の力を思い知るところです。

さて、今月も皆様に少しでも役立つ情報をお伝えしたいと思います。
今回ご紹介するのは、astah*でモデリングした成果物(図)の索引を作成し、ナビゲートする方法です。作成される索引を「成果物マップ」と呼んでいます。artifact-menu

「成果物マップ」は、構造ツリーの一番上にあるプロジェクトモデルのコンテキストメニューから作成できます。

そして、以下がインストーラに付属するSampleプロジェクトの成果物マップです。artifact-map

索引という意味では、構造ツリーが同様の役割を果たしますが「成果物マップ」には以下のメリットがあります。

  • 視認性が良い
    広い領域に表示されるため一覧性が良いです。また、構造上、図を所有するモデルのみ表示されるため視認性が良いです。
  • 任意に位置を変更できる
    構造ツリーでは、接頭辞として番号を振る等の工夫が必要ですが、こちらは、任意の場所に移動できます。
  • 情報を追記できる
    成果物に対して、説明や伝えたい情報を付与することができます。
  • フォントや色を変更できる
    フォントや色により、伝えたい情報を強調等することができます。
  • ハイパーリンクで図を開くことができる
    ハイパーリンクアイコンをダブルクリックすることで、成果物にアクセスすることができます。

いかがでしょうか?「成果物マップ」を目次、索引として自身や、チーム、ステークホルダとの共有に使用してみませんか。

※「成果物マップ」の作成は、astah* professional固有の機能です。

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