astah* professionalでは、UML、ER図、データフロー図以外に、処理の流れを表す「フローチャート」も描くことができます。
“UMLはastah*で描くけど、フローチャートはVisioを使っています”という声を、たまに耳にしますが、astah*の操作に慣れている方なら、綺麗なフローチャートをastah*で簡単に作成することができます。今回は、astah*で楽しくフローチャートを作成するコツをご紹介します。
コツ1 – [処理]アイコンは、図上をダブルクリックして作成
これはあまり知られてないのですが、astah*では、各図でよく使われる図要素を、図上のダブルクリックで生成できます。(ダブルクリックで作成できるモデル一覧)
フローチャートをダブルクリックすると処理ができるので、サクサクと処理を作成することができます。
アイコンをマウスオーバーすると、小さな矢印(ドローサジェスト)が現れます。
この矢印をクリックして、接続先の図要素を選択するだけで、要素間を線で繋げることができます。
(1) アイコンをマウスオーバーして表示される矢印をクリック
(2) 接続先のアイコンをクリック
(3) 線ができます(直線だけでなく、曲線も引けます)
astah* professionalは、日本工業規格(JIS)と産能式のアイコンセットがインストールされていますが、自分の好きなアイコンを集めたテンプレートも作成することができます。(テンプレートのカスタマイズ方法をみる)
コツ4 – Excelやテキストのコピー&ペーストで処理を一括作成
Excelやテキストエディタ等に、処理のリストを作成して、それをフローチャートにコピー&ペーストすることで、複数の処理を一度に作成することもできます。これは、かなり時間短縮ができて便利です。
この他にも、処理をユースケースに変換したり、CRUD分析することも可能です。
ぜひ、astah* professional最新版トライアルをインストールして、フローチャートを作成してみてください。