astah*には、図の拡大、縮小、全画面表示などのメニューやショートカットキーを取り揃えていますが、更に便利なのが「マップビュー」です。マップビューは、astah*画面左枠の中央に表示されているビューです。 (astah* communityや、バージョン7.0以前は、画面左上の[マップビュー]タブから開けます。)
さて、このマップビューの使い方を簡単に説明します。
マップビューは、現在開いている図の全体を表示します。黄色い矩形は、右側のダイアグラムエディタで表示されている範囲です。この黄色い矩形を操作することで、ダイアグラムエディタでの表示範囲を変えたり、図の拡大/縮小を実行できます。
■ 図の表示位置を変える
黄色い矩形をドラッグしてみましょう。ダイアグラムエディタ上の表示範囲も、連動して変わります。
■ 図を拡大表示する
右ドラッグで、自分の好きな範囲に黄色い矩形を作成してみましょう。矩形範囲、サイズにあわせて、図の表示が変わります。この矩形サイズも自由に変更できるので、図の拡大/縮小もこれで調整できます。大きな図の編集中にとても便利です。ぜひご活用ください。
■ マップビューの表示位置を変える
astah* professional、UML版の7.1以降は、マップビューが独立して画面左中央に表示されるようになりましたが、マップビューの利用頻度が低い場合や、その下のプロパティビューの表示範囲を広げたい場合は、マップビューを隠すことができます。
- [ツール] – [システムプロパティ]を選択する
- [システムプロパティ]ダイアログが開くので、[プロジェクトビュー]を左メニューから選択します
- [マップビューをプロジェクトビューの下に表示する (要再起動)]のチェックを外して[適用] – [了解]を押します
- astah*を再起動すると、[マップビュー]が、astah*画面左上の枠に表示されます。
ぜひご活用ください!
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