プラグインを作ろう、使おう。「Plugin開発者交流会」レポート

5月28日(金)、astah*関西コミュニティの皆さんとチェンジビジョンで「Plugin開発者交流会」を開催しました。今回はastahのプラグインを開発してくださっている方からのお声がけで、小規模で温かな雰囲気の会としてクローズドで実施しました。当日は、Friends of astah*の方からもプラグインのご紹介があったり、チェンジビジョンからは絶賛開発中のPair Modeling Pluginを試してみる時間を設けたりと、様々なプラグインの情報を得られる場にできたのではないかと思っています。

何度かこちらのブログにも登場いただいているastah*関西さんは、astah*を使って、より良いモデリング技法や知識、実践事例を共有する事を目的とした勉強会を開催されています。チェンジビジョンのメンバーがイベントに参加することもありますよ。(「第3回astah関西勉強会」に行ってきました

さて、今回は金曜日の夜ということで、仕事を終えてリラックスした皆さんとオンラインで顔を合わせました。

イベント概要

  • 名称:Plugin開発者交流会
  • 日時:2021/5/28(金) 19:00-21:00
  • 参加者:astahプラグイン開発者、astah関西コミュニティメンバー
  • 目的:プラグイン開発者同士で気軽に交流しよう

当日の流れ

  • 開会、自己紹介、ツール準備
  • 6名のプラグイン開発者による、プラグイン紹介
  • プラグイン開発者に聞いてみよう!
  • チェンジビジョンに聞いてみよう!
  • フリートーク
  • クロージング

今回のイベントにはチェンジビジョンから3名のメンバーの発表がありました。ブログでのプラグイン紹介も多い高井、先月リリースしたastah* PlantUML Pluginを開発した細合、そして、astah*開発チームのりりぃ、こと松田です。さらに、astah*の開発全体を率いる岡村、astah*開発チームの岩永、そして、カスタマーサクセスを担う上馬の3名が参加しました。

3名の発表の概要とそれぞれの感想をお伝えします。


最近作ったプラグイン紹介(c4modelImageNoteInstanceOf

  • 発表者:高井
  • 概要:自身が開発した3種類のプラグイン(c4modelImageNoteInstanceOf)について、開発の動機と実際に動く様子のデモンストレーションが行われました。

交流会参加の感想

    • プラグインはいつも自分もよく作っているので他の人がどのような思いで作っているのかを興味深く聞くことができた。
    • Text2Model」プラグインは、文字列からモデルの要素を自動抽出してモデルを作成してくれるのは、オブジェクト指向の基本的な方法論をツール支援してくれるのでとても応用範囲が広いと思った
    • shi-nさんのプラグインは、実際の業務に基づいて、あるといいなと思ったものはすぐ作っているイメージで見習いたいと思った
    • M PLUS」プラグインは、モデリングをする意義というか意味を改めて感じさせてくれるものと思った。今後この方向はツール支援の役割としてより大きくなっていくと思う。
    • 懇親会で話していく中で、自分のプラグインの中で、できないと思っていたことができることが判明してよかった。

コミュニケーション図をシーケンス図に変換するスクリプトを3時間で作った話

  • 発表者:りりぃ(松田)

交流会参加の感想

二週間に1回、会社で2時間開催されるもくもく会でスクリプトを書いたら、「共有会で登壇してみない?」と声をかけられて、軽い気持ちで参加してみたら、皆さんが作られたものを大量に発表されていて驚きました。astah*を使い倒していただいているのがわかって嬉しかったです。

私はコミュニケーション図からシーケンス図への変換スクリプトを紹介したのですが、コミュニケーション図についての議論がけっこう白熱しました。それまではコミュニケーション図はSysMLやPlantUML等に実装されていないし、シーケンス図と似ているのでそこまで必要な図ではないのだと思っていました。しかし、モデルを見る視点を時間ではなく構造的な面に置きたい場合や、概念を描き表すのに必要だなど、実際にコミュニケーション図をたくさん描かれている方の意見を頂いて考えが変わり、まだまだ勉強不足だなと気付きました。

開発者が作ったものを一覧で見ているだけではわからない、作成の背景や具体的な使い道が共有されて、大変勉強になりました。astah*はJavaで実装されていますが、他の言語のライブラリを使われて色々作成されていたのも興味深かったです。特に”D3.js”が面白そうなので、次のもくもく会で触ってみたいと思います。

開会から懇親会お開きまで、astah*のことだけで気付くと5時間も語り合っていて、 話題も尽きず皆さんの深い愛を感じました。本当にありがたいことだと思います。開発者冥利に尽きます。
astah*の好きなところ、イマイチなところを正直に話していただいたのも興味深く、参考になります。開発者の視点とユーザーの視点では見えているものが違うということも改めて気付きました。

この度はお声がけいただきありがとうございました。また皆さんにお会いできるのを楽しみにしています。


PlantUML Plugin紹介
(+Pair Modeling Pluginも簡単に)

  • 発表者:細合

交流会参加の感想

当初はユーザ・開発者間の交流ができればいいという軽い気持ちだったのですが、登壇者の方の発表が素晴らしく、私自身も得られるものがとても大きかったです。JUDE(ジュード:astahの旧製品名)から使っている方も多く、実務の中でのastahの利用方法、モデリングに対しての思いや知見、astahへの期待など、とても深いレベルで教えて頂けました。自分の目的のためにソフトを作っている人は強いしかっこいいと改めて感じました。
今後も共感や憧れが広がる会を続けて行きたいと思います。


終わりに

プラグイン開発にテーマを絞った開催は初めてでしたが、開発したご本人からお話を聞ける貴重な機会でした。日々ソフトウェア開発に携わる中できっかけや気づきをすくい上げ、プラグインという形で実現することへの思いを感じました。

モデリングが好きな方、モデリングについて情報交換したい方、プラグインを作ってみたい方、是非astah*関西勉強会への参加をご検討くださいね。また「次回もオンライン開催を!」「こんなテーマに興味があります」といったご意見は、ぜひコメントをお寄せください。これからも気軽に知識や意見をシェアできる会を継続していきたいと考えていますので、どうぞよろしくお願いします。


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