みなさんユースケース記述は書かれていますか?
ユースケース記述はアクターの動きなど、ユースケースの内容を具体的に記述しその理解を助けるために作成される文章ですが、有償版のastah*でも作成可能です。
相手とのコミュニケーション状況に応じて書くものなので必須ではありませんが、ユースケース図の内容を明確したい時は記述をお勧めします。
■ユースケース記述を作成する
astah*でユースケース記述を開く方法は2通りあります。
-[方法1]:図上でユースケースのポップアップメニューから[ユースケース記述を開く]をクリックします。
-[方法2]:構造ツリーでユースケースのポップアップメニューから[ユースケース記述を開く]をクリックします。
■テンプレートの作成方法
ユースケース記述の内容はUMLでは定義されておらず様々なスタイルがあります。
astah*では3種類(※)のテンプレートを準備していますが、自分でテンプレートを作成し追加することも可能です。
(※)デフォルト形式、アリスター・コーバーンの完全形式、RUP形式の3種類をご用意しています。
1[ツール] – [テンプレートの設定] – [ユースケース記述]を選択します
2ユースケース記述テンプレート設定ダイアログで、[新規作成]ボタンを押します
3[テンプレート名]に新しいテンプレートの名前を入力して、元とするテンプレートを選択後、[了解]ボタンを押します
■テンプレートを共有する
チーム内でユースケース記述の項目を揃えたい場合は、プロパティファイルをインポート、エクスポートすることでテンプレートを共有できます。
今回ご紹介した内容は製品サイト内[astah* 機能ガイド/ユースケース記述]をベースとしています。
機能ガイドではastah*の操作方法や機能をわかりやすく紹介しております。是非ご参考にして頂ければ幸いです。
astah* 機能ガイド
http://astah.change-vision.com/ja/manual.html