チェンジビジョンは、この夏、学生向けインターンシップの中で新たな試みにトライしました。毎年、社外の合宿勉強会をインターンシップの機会として活用していることに加えて、参加される学生の皆さんにより良い体験をしてほしい、持ち帰れる何かを得てほしいという思いがあり、これまでには無かったプログラムを実施しました。
インターンシッププログラム、2022年版
全体スケジュール

今夏、インターンシップとして用意したのは次の内容で、このうち1、4、5が新たな取り組みです。
- VUCA時代のキャリアデザイン(8/24)
2022年のインターンシップ参加者4名は、全員が福井工業高等専門学校の電子情報工学科で学んでいる背景を踏まえ、彼らに特化し、ソフトウェア業界について伝える、キャリアについて考えてもらう場として、講義を用意しました。 - LED-Camp10(8/29-9/1)
例年、インターンシップの機会として活用している合宿形式のソフトウェア開発勉強会「LED-Camp」に今年度の4名も参加してもらいました。こちらでどのような経験をしたかについては参加者自身が寄稿していますので、ぜひそちらを読んでみてください。(本記事の最後に各記事のリンクを載せています。) - 報告会(9/9)
LED-Camp参加後に、チェンジビジョン社内で報告会を開きました。参加した学生の皆さんが何を学び、何を得たか、それぞれの言葉で語ってもらう時間です。先輩社員、人事担当者、社長が参加し、学生の皆さんには公の発表としての振る舞いを求め、当社からは講評、全体で意見交換まで実施しています。 - コンテンツ制作ワークショップ(10/22、10/29)
LED-Camp10での経験を記事としてまとめてもらうため、参加者4名を対象に二日間のコンテンツ制作ワークショップを実施しました。記事制作の流れや企画書の作り方、構成、レイアウトや画像の選択などを解説し、一人一人に自分の書きたい内容を考えてもらった上で、執筆は30分ごとに時間を区切って取り組んでもらいました。これまでに一度も記事(2,000~3,000字のWEBコンテンツ)を書いた経験のない人たちが、学びながら二日間で一本の記事を書き上げるのは、時間の面からも非常に厳しいものでしたが、全員が前向きな姿勢で参加してくれたことで、密度の濃いワークショップとなりました。 - 参加学生による本ブログへの寄稿(11月に順次)
4名がコンテンツ制作ワークショップで書き上げた四本の記事は、寄稿として今後チェンジビジョンのブログで順次公開していきます。高専生が自ら執筆したIT系の企業インターンシップ参加報告は、今後の参加を検討する後輩学生の皆さんにも、インターンシップ先を探していらっしゃる先生方にもきっと役立つことでしょう。また、外部の勉強会やイベント等をインターンシップとして活用したい企業の皆さんにも、参考になる情報があるのではないでしょうか。
インターンシップ参加学生による記事公開予定
- 11/11(金)
インターンシップ参加を迷っている君へ ~高専生による企業インターンシップ参加レポート~
(参加の経緯とインターンシップ全体を眺める記事) - 11/17(木)
参加前後で変わった自分を実感、IT系インターンシップを終えて
(LED-Campのカリキュラムやチーム独自の工夫を語る記事) - 11/22(火)
理系学生の皆さんへ、組込み系インターンシップの実態とは?
(組込み開発に触れ、競技会を中心にした記事) - 11/24(木)
インターン先が未定の学生必見、不安を解消するインターンシップ報告
(チームのユニークなコミュニケーションと開発過程をふりかえって紹介する記事)
学生向けのインターンシッププログラムをどのように組み立てるかは、企業や採用担当者にとってのチャレンジで、我々自身がどういった内容を提供できるか深く考える機会でもあります。2023年度のインターンシップも参加される学生の皆さんにとって価値あるものとなるよう、これから検討していきます。