astah*セールスの大沼です。先日、ステレオタイプを利用したノートの色分け方法についてご紹介させていただきましたが今回も描いた成果物(図)についてレビュー、議論する上で少し役に立つ機能を2つご紹介します。すでにご利用頂いている方も多い機能かと思いますが、ご存知ない方はご参考にして頂ければ幸いです。
1)フリーハンド機能
astah*では「フリーハンド機能」を用いてダイアグラムエディタ上の図要素を線や矢印で囲い強調することが可能です。「表現力(の向上)」はastah*の改良でも心がけている指針の一つですが、フリーハンド機能はその一環としてお客様の開発レビュー、議論の中でご利用頂くことが多い機能です。
・使い方
ツールバー右寄り7-8番目にある紐のようなアイコンをクリックすることでフリーハンドで線を引けるようになります。線は太さ(五段階)、色、種類(直線、破線)、矢印を設定できます。
また「蛍光ペン」を選択することで透明な線を描くことも可能です。図要素を囲って強調する他にも、成果物内の注目したい箇所を上からなぞることでピンポイントに強調することが可能となります。
2)ミニアイコン
astah*では図要素の右上にミニアイコンをつけることが可能です。以前はマインドマップでのみ利用可能だった機能ですが、astah*Ver7.1以降はすべてのダイアグラムでこの機能を利用することができるようになりました。簡単な情報を図の中で追加することで、特に初心者の方にとっては理解の助けになるのではないでしょうか。
・ミニアイコンの追加方法
対象となる図要素を選択し、ツールバーの右側にある[ミニアイコンの追加]をクリックします。
※マインドマップではポップアップメニューの「ミニアイコンの追加」からも追加可能です。
「▼」をクリックすることで沢山のアイコンが選択できます。
構造化されたクラスを表すアイコンなど図要素の意味を表すものや、進捗率を円で示したアイコンを付け仕上がりの具合を表現するものなど様々ご用意しています。
また、ミニアイコンを自分で追加することも可能ですのでこちらもお試しください。(方法は下記URLよりご参照願います)。
http://astah.change-vision.com/ja/faq/mindmap-faq/how-to-add-icon.html
astah*のセールスとしてお客様に訪問させて頂くと、弊社内の一部しか知らないような機能をご存知なヘビーユーザー様、一方でツールバーにある殆どの機能をまだ利用されていない初心者の方まで色々な方々にastah*をご利用頂いていると改めて実感します。
このブログでは今後も様々なレベルのTips、機能やセミナー情報などをご紹介させて頂ければと思います。
※今回ご紹介したこれらの機能はastah*Communityではご利用できません。ご興味ありました是非有償版astah*をご検討願います。