業務内容やシステムの動きを表すダイアグラムの一つであるステートマシン図、今回はステートマシン図の遷移パスを抽出する無料プラグインをご紹介します。本プラグインで抽出したパスを、テストケースとしてご利用頂くことで効率的な設計が可能となります。
サンプルダイアグラム
今回は、次のような電話の状態を表したステートマシン図を利用します。

対象製品とバージョン
astah* professional 8.4以降、astah* UML 8.4以降
8.3以前のバージョンでご利用の方は、プラグインの旧バージョンをダウンロードしてください。
使い方
- 状態遷移パスプラグインページのDownloadボタンからstatepath-x.x.x.jar ファイルをダウンロードします。
- .jarファイルを、astah*図上にドラッグ&ドロップし、表示されるダイアログに従ってastah*を再起動します。
- 図を開いてエディタ画面下の拡張ビューに[状態遷移パス]タブが表示されていれば、インストールは完了です。

状態遷移パスの表示と遷移回数
プラグインをインストールした状態でステートマシン図を開くことで、状態遷移パスが表示されます。遷移回数は1〜4を選択できます。

Microsoft Excelにエクスポートする
作成した状態遷移パスはExcelに出力可能です。情報を追加して独自のテストケースとしてお使いください。

ステートマシン図の理解、手早くastah*で作図する方法について
ステートマシン図については、チュートリアルもご活用ください。
astah*でステートマシン図を描く方法については「astah* 機能ガイド」をご参照ください。