業務内容やシステムの動きを表すダイアグラムの一つであるステートマシン図、今回はステートマシン図の遷移パスを抽出する無料プラグインをご紹介します。
本プラグインで抽出したパスを、テストケースとしてご利用頂くことで効率的な設計が可能となります。
(参考として下記のような電話のステートマシン図を利用します。)
[プラグイン対応エディション及び利用方法]
・対応エディション: astah* professional, UML 6.6以降
・利用方法
1)プラグインページのDownloadボタンからstatepath-x.x.x.jar ファイルをダウンロードします。
2).jarファイルを、astah*図上にドラッグ&ドロップし,誘導に従いastah*を再起動します。
http://astah.change-vision.com/ja/feature/state-transition-path.html
※図を開いてエディタ画面下の拡張ビューに[状態遷移パス]タブが表示されていれば、インストールは完了です。
[状態遷移パスの表示と遷移回数]
プラグインが導入された状態でステートマシン図を開くことで下記の通り状態遷移
パスが表示されます。
遷移回数は1〜4を選択可能です。
[Microsoft Excelにエクスポート]
作成した状態遷移パスはExcelに生成可能です。情報を追加して独自のテストケースとしてお使い下さい。
[ステートマシン図の理解、手早くastah*で作図する方法について]
ステートマシン図についての理解は下記のチュートリアルをご参照頂ければ幸いです。
またastah*でステートマシン図を描く方法については「astah* 機能ガイド」をご参照
下さい。
■ステートマシン図& 状態遷移表チュートリアル
https://www.changevision.co/tutorial-statemachine-japanese.html
■astah* 機能ガイド/ステートマシン図
http://qq4q.biz/UI5A