5月26日(金)、UMLモデリングセミナーを開催しました。
このセミナーでは、設計と実装の乖離の原因を探求しながら、モデルの活用方法やUMLモデル図の作成ポイントを学べます。
セミナーの目標
このセミナーは、モデリングに興味のある方やシステムやソフトウェア開発に、UMLモデルをどう活用するかお悩みの方を対象としており、設計書と実装を結びつける技術を学ぶことが目標です。

少人数のグループで話し合いながら進める
このセミナーの構成は、参加者の演習が中心となっています。あえて、同じ職場ではない方で少人数のグループを作り、職場での方法や同僚とは違う経験・考え方を持つ人と一緒に、これまで見過ごしていたポイントに徐々に気づくよう工夫しています。
また、弊社はモデリングツール「astah*」を開発・販売しておりますが、この演習では意図的にastah*を使っていません。astah*の使い方を学ぶ場ではなく、モデリングの演習に注力していただくためです。演習では、パワーポイントを利用します。
設計と実装のつながりを意識した演習
設計(モデル)から実装(コード)へ移る時が最も乖離が生まれやすい場面です。そこで、構造のモデルを考えるときは、コードの構造との対応付けも並行して演習します。振舞いのモデルにおいては、ステートマシン図の作成方法やコードと対応付けする方法を紹介して、振舞いのモデルやコードを作成します。
最後に参加者の方々から、以下の嬉しいコメントをいただきました。
- 以前状態遷移図を使用していたが、当時はどのように使えば良いのか、いまひとつ理解できていませんでした。今回のセミナーを受けて、実際のコードに書き込むことが大事だと気づきました。
- 「何をしたいのか」を起点に物事を分解した後、分解したものを分ける方法のミソが理解できて大変良かったです。
今後のセミナー開催について
チェンジビジョンは、セミナーやウェビナーを通して、システムやソフトウェアを開発しているみなさんに、UMLを使ったモデリングをもっと上手く活用いただくためのアイディアやヒントを提供しています。
弊社のConnpassグループ「モデリングツールを活用しよう!」では、セミナーやウェビナーの開催情報を発信しております。
グループメンバーになっていただくと開催情報の通知が届きますので、ぜひグループにご参加ください!